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今日も息をしています

マッチョドラゴン プリティー半ケツ 藤波辰巳

あらゆるジャンルで爽やかって言葉が似あう人ってそうそういないのですが個人的には読売巨人軍の原監督(特に10代から20代)とプロレスラーの藤波辰巳は双璧の存在だったと思います。
 
最近でいきますとハンケチ王子、日本ハムに入団することになった斉藤祐樹やハニカミ王子、石川遼って処でしょうか。
 
藤波選手はいわゆるアマチュア格闘経験のまるでない人で日本プロレスに入団、後に猪木牽きいる新日本プロレスに加入したと記憶します。
 
マチュアやプロの格闘経験のないプロレスラーといえばアントニオ猪木ジャイアント馬場もそうで猪木は砲丸投げの選手で馬場は読売巨人軍の投手でプロレス界のある意味矛盾した世界観に何の予備知識もなくプロレスに邁進出来た様に思うのです。
 
ただじゃあ強さはどうなの?って考えた時にいつも疑問符が付きました。
 
例えば猪木ならスピードのある攻防から関節技、打撃で仕留めるとか馬場は巨体を利して相手を圧倒するとか、同じくアマチュア時代に草野球レベルの野球選手だった高田延彦なんかは強烈な蹴り技がありました。
 
だからなんとなく特にJ・ヘビー級時代にローリングクラッチホールドとかの対戦相手の相互協力が要求される固め技とかドロップキックくらいなパターンでうーんコレでストロングスタイルと言われてもなあ~ってのがありました。
 
ただプロレスというのはある種鍛えられた肉体を誇示する競技でもありますからこの体型は素晴らしくバランスの取れたモノであったと思います。
 
特にプリッとしたお尻はなかなかのもので全盛期は女性ファンもウットリ見とれていたんではないでしょうか。
 
よくこの長州力との試合でワザとかっていうくらい両者リングアウトになるかって処で長州が藤波のショートタイツを掴んで半ケツペロン状態になるのは当時ギャグみたいに見えて可笑しかったというかアイキャッチにしてたのかな?って邪推するくらいでした。
 
実寸でも175センチくらいで体重も90キロ程度の小柄なレスラーでどうあがいても長州のような馬力のあるアマレス出身者に勝てるわけないと思いながら名勝負数え唄を見てましたけど相手の長所を引き出すウケの巧さといいますかプリティーな半ケツとともに凄い印象には残ってます。
 
ビーフェイスのレスラーの中では珍しく抜群にいい人らしくって、猪木のアントンハイセルの事業資金を肩代わりしたり相当師匠には金銭面での苦労をさせられたみたいですけど元気いっぱいリングを駆け回る姿は颯爽としてて我々ファンからも愛される人気レスラーでしたね ♪