用心棒
パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。
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第61弾は「用心棒」です。
因みに60弾日曜日は駄目よ、63弾ルーパー、64弾、パイレーツ・オブ・カリビアン、66弾、ラ・マンチャの男は未見ですので記事化しません。今後超暇になったら観るかもしれませんが。
1961年公開の黒澤明監督の代表作でもある娯楽時代劇である。
皆さんも俺も今じゃ、用心棒って良い印象持たないでしょう。オランダとかはバウンサーとか言ってプロ格闘家がしていたりするが、日本ではそういうある種プロの用心棒と言うよりみかじめ料を徴収する輩の闇社会の連中という意味合いが強いからね。
舞台は江戸時代なのか、宿場町といえば今でいう歓楽街でカジノやギャンブルが盛んな処に昔の今のヤクザの祖先のような輩の抗争があったりするなかで凄腕の素浪人が抗争を収めるために大活躍するというようなお話です。
こういうアクション映画に善悪の概念は無く、観客は虐げられているモノの方に肩入れするがどっちもどっちだ。だから映画としては別に内容的にどうというものでもない。極論すれば街を平穏するために開拓するのだ!!という侵略を開拓と置き換えて誤魔化してる西部劇と同じである。
勧善懲悪の映画は常に矛盾はあるが、まあそういうことは別にして仮面ライダーのごとく超人的な強さを誇る達人、三十郎(三船敏郎)の殺陣と大立ち回りを観るだけで迫力があっていいんんでないかいって映画ですね、俺にとって。個人的には次作の椿三十郎の方が趣が感じられて好きだけどね。