気ままに気楽に

今日も息をしています

ジャングル・フィーバー



パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。



イメージ 1

第81弾はジャングル・フィーバーです。

長編デビュー作「ドゥ・ザ・ライト・シング」以来、問題作を連発するカラード監督スパイク・リーが1991年に監督、公開した映画。

カラードでも才能と財力と魅力があれば欧州系の人と一緒に暮らせるという極めて現実的な視点に立った映画である。

この場合、男性がアフリカンで女性が欧州系なわけだが俺のあくまで想像だがこの性差逆を含めて19世紀からあった関係ではないのでは?というのがある。

表現が悪いけどアンクル・トムに対して欲求不満の貴婦人との関係とか、実際にアフリカン初のBOXINGヘビー級王者ジャック・ジョンソンはホワイトの夫人を、自慢に世界放浪していたわけだし。

この映画に出てくる、サムエル・ジャクスンやウェズリー・スナイプスハリー・ベリーはいわゆるアフリカン系でも美男美女である。実際はこういうわけでもないが身体的特徴に置いてはビューティフルで手足が長く、運動神経がイイ人が多いのは確か。

この映画以降、ウェズリー・スナイプスとサムエル・ジャクスンはブレイクして人気俳優となる。ハル・ベリーも然り。

この映画は「ドゥ・ザ・ライト・シング」のような後味の悪い映画ではなく、セントエルモスファイアーのアダルト・ブラック・コンテンポラリー的な物語で割と軽いのでテンポよく観れる。80年代まではほぼ閉ざされていたアフリカン俳優の成功とラップ・ミュージックの隆盛とともに世間認知させた映画と言えば言い過ぎか。

とにかくこの映画以降、アフリカン俳優の勢いと映画のキャストに占める割合が飛躍的に増えたのは事実だろう。

ジャングルってタイトルも自虐が入っていて凄いのか混血混沌という意味かよくわからんけどインパクト大でしたね。


あなたが選ぶBEST5 第25弾 Led Zepellinの投票もお願いします!!